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レパラールとは、エトリア王国の港町である。 何重もの円形城壁が取り巻いている別名「年輪都市」。 捕鯨をはじめとした漁業と貿易で栄え、防衛のための雇用を見込んで傭兵の流入も盛ん。 要衝のため、エトリア軍が駐留している。 外延部のスラムは闇組織バロックワークス商会が牛耳っており、市制や軍にも影響を及ぼしている。 1003年当時、シスターヨランダによる運命神ロウルを祀る修道院がある。 1000年現在、ガルガンティア帝国が同都市の占領をもくろんでいる。 1001年現在、増加する難民に苦慮しており、食糧が高騰している。 1003年、ホープ砦の森近霖之助と兵頭真介が渉外交渉のため訪問。 レパラールの人物一覧 我愛羅 川村ヒデオ リカルド シスターヨランダ サー・クロコダイル クロエ 交換レート 1003年 食糧1 資材1.5 食糧1 資金2 魔獣ニゲイターの首込みで食糧3を資材3資金3と交換 コメント 名前 コメントログ 地理
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ウミガメのスープ 過去問集 152スレ目 アンケート番号152-U1 世代格差 152スレ目48~125 【問題】 A「違う!」 B「どうしたのB!?」 A「あの人に頼んだのは「アレ」なのになんでコレがくるの!?」 B「一体何を頼んだんだよ」 C「(はじめっから私に頼めよ……)」 Aの言ってるアレとは何か? 解説を表示 【解説】 早苗「もー、どうして携帯電話(酉#keitaiwha)と黒電話を間違えるんですか!?」 こーりん「だってきみあそこの電話がほしいから送ってって言ったきり帰るから……」 早苗「だってあそこに……」 そこには黒電話と携帯が隣り合わせにおかれていた。 こーりん「まったく……」 早苗「心くらい読んでくださいよ!」 こーりん「あっコラ勝手に持っていかないでくれ!」 (バタン) こーりん「心を読めって……」 さとり「呼んだ?」 こーりん「帰ってくれ」 しかし、山の奥の神社では携帯は使えなかったのでした。 アンケート番号152-U2 大復活 152スレ目159~284 【問題】 彼女はその物を見て、ある目的を果たす為に有効な手段を思いついた。 そしてそれは確かに非常に効果的な手段だったのだが…… 彼女とその最終目的、有効な手段を答えてください。 解説を表示 【解説】 小悪魔「本当に大丈夫なの?」 大妖精「勿論! これできっと大丈夫…だと思う、多分…」 小悪魔「連射式にしたロケット花火とススキ花火の組み合わせかぁ… 確かに香霖堂の主人に見せてもらった花火は、美しいし派手だしで、 十分スペルカードになると思うけど…」 大妖精「ロケットで追い立ててススキ花火で仕留める… ロケットで追い立ててススキ花火で仕留める… ロケットで追い立ててススキ花火で仕留める…」 小悪魔「ダメだ、聞いてない」 大妖精「せっかく新作(妖精大戦争)が出るんだから… スペルカード用意して出演できるようにしておかないと… 私の弾幕は地味なのばっかりだから、 組み合わせても綺麗なスペルカードにはならないからね。 でも花火を使えばきっと大丈夫。うん大丈夫…」 小悪魔「本当に大丈夫なのかなぁ(色々な意味で)」 これが「爆炎の支配者」「流星妖精」などの異名で知られる、 スーパー大妖精誕生の瞬間であった。 彼女はこの新スペカによって幻想郷のミリタリーバランスを崩すような存在になっていった。 なお、彼女が妖精大戦争で念願の自機デビューを果たしたかどうかについては、 残念ながら伝えられていない。 #大ちゃん出演祈願 彼女=大ちゃん 最終目的=スペルカードを取得(して妖精大戦争へ出演) 有効な手段=スペルカード開発の為に花火を利用する事 アンケート番号152-U3 梨下の冠 152スレ目303~379 【問題】 A「……!!」 B「A! 何してるの!?」 A「あぁ、Bか。コレだよ」 B「コレって……」 コレとは何か、また何でBは驚いたのか 解説を表示 【解説】 妹紅「慧音、美味いか?」 慧音「美味しいじゃないのこの焼き芋」 妹紅「だろ? にしてもなんであんな驚いたんだ?」 慧音「だって炎の方向が……」 妹紅「あぁ、永遠亭の近くが一番風がなかったんだ」 慧音「そ、そう」 というわけで正解はお芋を焼いてるのを慧音が放火と勘違いして驚いたでした! アンケート番号152-U4 パーフェクトフリーズ 152スレ目399~484 【問題】 Aはある池で目覚め、とりあえずaに行った。 そこでBに会い、Bは心配していた様子で何日も見ていなかったと伝えた。 こんな事は初めてだったのだが、Aはすぐにbへ行き容疑者Cを詰問した。 しかしCは断固否定し、Aは困った。 A、B、C、犯人の人物名及びa、bの地名を求めよ。 解説を表示 【解説】 サニー「何か起こそうと思うのよ」 スター「新作に出演する前に?」 サニー「そうよ! あれじゃ殆どチルノの活躍みたいじゃない! せめて私たち三人が主役級じゃないと」 ルナ「安価でペド三人が何かやる…っと」 チルノ「そうよね。やっぱり強そうな奴を倒すとかさー」 サニー「そうそう、例えば巫女とか神様とか…っていつからそこに!」 スター「結構前からいたわよ」 ルナ「オトボケキャラとか今時人気でねぇよ」 サニー「…あ、そうだ! この四人組なら…」 妹紅「ったく輝夜の奴、隙間のない金閣寺とか卑怯だろ…」 サニー(とりあえずターゲットは不運なあいつね!) ルナ(無謀すぐる巻き添いオチかよ) スター(周囲に人間や妖怪の反応はないわ) 妹紅「服も縫うの面倒なんだよな…」 スター(というか蓬莱人なんだけど大丈夫なの?) チルノ(絶対零度は全てを止めるって根掘り葉掘りの言葉で悩んでた人が言ってた) ルナ(誇張わかる) 妹紅「絶対慧音にどやされる…」 スター(もう触れそうな程近づいたわよ!) チルノ(よしっ、スキカ4枚連打で↓↓射撃、フローズン『#れいきゃくほう』LvMAX!) 妹紅「まぁ適当に何か持ってって気を和らg」ピキーン! チルノ「どんなもんだい」 スター「んー、これちゃんと中まで凍ってる?」 チルノ「弾幕ごっこじゃないし体の中隅々までコールドスリープよ」 ルナ「外道乙」 スター「…けど、これじゃすぐ出てきそうなんだけど…炎使う人らしいし」 サニー「すぐ出てきたら騒ぎになんないわよね」 スター「あ、そうだ、池に沈めるっていうのはどうかしら?」 チルノ「適当な岩でも凍らせてひっつければちゃんと沈むかしら」 ルナ「下衆乙」 スター「なんかルナが一番まともみたいになってるけど一番残酷設定なのあなたよ?」 ルナ「えっ」 サニー「妖怪に近いよか妖精らしくないとこがあるとか言われてるし」 ルナ「なにそれこわい」 アンケート番号152-U5 タイトル募集中 152スレ目505~601 【問題】 彼女達のある愚痴 A「どうして私だけこうなのかしら…」 B「あなたはまだ良いほうじゃないですか。私はもっとひどいですし」 C「あなたの場合は仕方が無いところもあるけどね。私なんてもう…」 彼女達は何に対して愚痴っているのでしょうか? 解説を表示 【解説】 幽々子「確かに名前は入ってるけど、『々』ってどういうことなの… 前の文字が妖だからこれだと妖になっちゃうじゃない…」 サリエル「一応入ってるだけまだ良いほうですよ。 そんな事言ったら私は一文字も入ってないんですけど」 幽香「だってあなた、名前が横文字だからしょうがないわよ。 漢字なのに一文字も入ってない私はどうなるのよ。この#タイトルだと ラスボス私じゃなくて幻月じゃない…」 というわけで正解は「自分達がラスボスとして出演していたタイトルについて 愚痴ってた」でした。 書き忘れてましたが、A ゆゆ様 B サリエル C 幽香 という事になってました。 アンケート番号152-U6 渡る世間は鬼ばかり 152スレ目618~696 【問題】 私が悪いのだろうか。 彼女は周りにそう訊ねた。皆は口を揃え「貴女が悪い」と答えたが、彼女は尚不満であった。 だが、彼女も、何時までも己の責任を認めないでいるわけには、行かなくなっているのだ。 「彼女の責任(彼女のやった事)」と、その結果起きた事はなんだろうか 解説を表示 【解説】 「そもそも、私はあの子に暇をやった覚えは無いのだけれどね」 「お嬢様、咲夜さんは逃げ出したのであって、辞職した訳ではありませんよ」 「それよ、美鈴。何でわざわざこの紅魔館から逃げ出すというの。今更、人が恋しいと言うわけでもないでしょうに」 「それは勿論、お嬢様が幻想郷に無い物を持って来いと仰ったり、余興に裸踊りでもしろと仰ったり、#無理難題を押し付けたからでしょう」 「……あの子の辛抱が足りない、と言うのではなく、まるで私が悪いと言いたいようね。あなた」 「そのままですよ?はやく咲夜さんに謝って、戻ってきてもらったらどうでしょうか」 「おいこら」 「いえ、このまままともな食事も出ず、屋敷は荒れ果て、廃屋まっしぐらでも構わないのでしたら、このままでも……」 「あんたやメイド達がやりなさいよ!」 「私は門番ですよ?それに妖精達は仕事をしたがらないか、仕事が出来ないかです。小悪魔さんも図書館の整理で手一杯のようですし」 「ぐ……」 「ああ……そういえば、咲夜さんは最近は命蓮寺のお世話になっているそうですよ」 「…………美鈴、ちょっと出かけてくるわ」 「行ってらっしゃいませ、お嬢様」 と言うわけで答えは、「レミリアが無理難題の我儘を出した事」と「咲夜がいい加減耐え切れずに逃げ出した」事でした アンケート番号152-U7 最終兵器 152スレ目709~802 【問題】 早苗「何をしているんですか?」 A 「実は…」 早苗「そんな事をしたら幻想郷が消滅してしまうじゃないですか!」 Aは誰で、何をしているのでしょう。又、早苗は何故幻想郷が消滅すると思ったのでしょうか。 解説を表示 【解説】 早苗「あ、いたいた。文さーん!…何か随分と気合入ってますね。何をしているんですか?」 文「早苗さんじゃないですか。こんな所に来るなんて珍しいですね。取材させてくれるんですか?」 早苗「いや、そんなつもりは無いです。」 文「随分きっぱりと断るんですね…。…まあいいです。そうだ、今何をしてるかという話でしたね。 実は次の新聞に『#幻想郷の全景』を写した写真を載せようと思っていましてね。 それでかなり高く飛ばないといけないので、その準備をしていたんです。」 早苗「成る程…。…!ちょっと待ってください!」 文「どうしたんですか?」 早苗「確かあなたの写真機は撮影した物を消し去っていましたよね。」 文「…まあそうですね。」 早苗「つまりそんな…幻想郷全域を撮影するような事をしたら幻想郷が消滅してしまうじゃないですか! 幻想郷の平和を守る現人神としてこれは見逃せないわ!」 文「…そんなある訳無いじゃないですか。」 Aは射命丸、「作ろうとしていたもの」は新聞で、幻想郷の全景を写した写真を撮ろうとしていた 早苗は「文のカメラで撮影されたものは消える」 ↓ 「幻想郷の全景を写した写真を撮れば幻想郷が消滅する」と考えた アンケート番号152-U8 至高の演出 152スレ目826~877 【問題】 最近、幻想郷の若い女性達が、ある憧れを抱いている。 ある憧れとは、何か? 解説を表示 【解説】 紫が「神社で、里の人間が結婚式をするんですって? ちょうど勉強になりそうな本があるから、貸してあげるわ」 と、霊夢に外の世界の結婚式について書かれた本を渡した事が始まりだった。 本の中には海上や外国での結婚式が紹介されていた。 それを霊夢が読んでいた時に、ちょうど聖輦船が空を飛んでいた。 その時、霊夢の頭に「結婚式の後、聖輦船で幻想郷一周」というサービスが浮かんだ。 霊夢も、結婚式が女の夢である事位は理解している。 一生一度の晴れ舞台にいい思い出になりそうな事をしてあげるというのもいいではないか。 それに、最近は神社ももう一つ増えたし、ここで何か人里に対するアピールとやらも必要なような気もする。 良心半分、打算半分で思いついたサービスを、 命蓮寺の白蓮と村紗に打ち明けた所、快く了解を得られた。 そして、無事に結婚式を挙げたカップルと親族は、聖輦船で幻想郷の空の旅を満喫した。 その話を聞いた多くのカップル、特に女性の方が 「私達の式の時も、幻想郷空の旅をしてほしい」 と命蓮寺と博麗神社に押しかけてきた。 そうして命蓮寺と博麗神社で相談しあった結果、正式なサービスとして 博麗神社・命蓮寺での結婚式のオプションとして、空中結婚披露宴を取り扱う事に。 いつしか、聖輦船での披露宴は、 幸せな恋人同士や、愛する人との幸福な結婚式を夢見る少女の憧れとなったのであった。 アンケート番号152-U9 昔は普通 152スレ目892~934 AはBとCからある提案を受けた。 その提案はAにとっても利益のある提案であったが、 Aはそれらを断るべきだと判断した為、 「BとCの提案の内容は良いが、どちらが良いか判断できないので却下する」 という類の返答をした。 A「どうしてこうなった…」 Aがどうなったのか、 B・Cの提案内容とは何か、 考えてください。 解説を表示 【解説】 霊夢「霖之助さん、私と結婚して」 魔理沙「いやいや、香霖。私と結婚してくれ…えっと…結婚して下さい…」 霊夢「ちょっと魔理沙! 私が言ってるのよ! 魔理沙は1回休みよ」 魔理沙「私の方が香霖と結婚したいと思ったのは先だ! 1回休みは靈夢の方だぜ」 霖之助「……二人とも少し落ち着いて。 そうだね…。霊夢、魔理沙がそう言ってくれるのは嬉しいよ。 でも僕には二人のどちらかを選ぶ、なんて事は出来ない。 それに僕は半人半妖で寿みょ…」 霊夢「どちらか選べないんだったら、二人纏めてで良いじゃない」 霖之助「うが違うから、結局不こ…」 魔理沙「ちょっ、ちょっとまてよ霊夢! 私は…」 霊夢「あら? 魔理沙は私と一緒じゃ、霖之助さんのお嫁さんになりたくないの? なら私だけでも良いんだけど」 魔理沙「そっ、そんな事は無い…けど…」 霊夢「なら決まりね! 霖之助さん。そういう訳で、二人纏めて結婚してね 異論は言わせないわよ。だって「そう言ってくれるのは嬉しい」って言ったものね」 霖之助「いや、ちょっと二人とも落ち着い」 霊夢「 い い わ よ ね 」 まりさ「こうり~ん。ご飯にする? お風呂にする?」 れいむ「それとも、わ・た・し(はーと)」 霖之助「#どうしてこうなった…」 アンケート番号152-U10 孤独の世界 152スレ目956~998 【問題】 A「さて、困った、どうしよう?」 誰も彼女の問いには答えられない。 Aはどのような状態に陥っているのか 解説を表示 【解説】 咲夜「困ったわ、本当にどうしましょ~」 咲夜は時止めが制御できなくなってしまった。 咲夜「とりあえず掃除でもしましょうか~」 彼女は呑気に掃除を始めた。 酉は#sakubou(咲夜暴走)でした。
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少し前までは白銀の雪に覆われていた幻想郷も、今ではすっかり春の色を取り戻していた。山からは雪の白が消えうせ、代わりに桜の色に染まっている。 香霖堂の窓からも桜がよく見える。不精でそのままにしていたストーブも、もうお役御免だろう。あとで荷物と一緒に片付けようと心の隅で思いながら、霖之助は売り物の壷に腰掛ける魔理沙に向き直った。 「この筒、まるで意味がわからないな。香霖、これなんなんだ?」 「COMPというものらしいよ。コンピュータというものの一種で、魔方陣の代わりに計算式を使って悪魔や妖怪を使役するらしい。といっても又聞きだから実は僕にも詳しいことはわからない」 魔理沙が弄っていたのはフツオくんから譲り受けた機械だ。ハンドベルコンピュータというもので、なんと彼の自作だという。悪魔がいなくなった以上不要というものだからちょっと無理を言って譲り受けたのだ。 その他にも幻想郷ではまずお目にかかれないような品を大量に持ち帰ることができた。草薙の剣は紛失してしまったが、それを差し引いてもお釣りが来るというものだ。 「ふーん、式神みたいなもんか……あれ?この荷物って香霖のじゃないよな。誰のだ?」 魔理沙は式神には興味がないのか、COMPから目を離すと話題を切り替えた。そういえばまだ魔理沙には詳しい事情を説明していなかったか。 「それは空目くんのものだよ。ほら、あの黒尽くめの」 「……うげ、あいつのかよ。なんであいつが香霖のとこにいるんだ?」 彼の名を聞いた途端に魔理沙が渋面を作る。そういえば以前に彼と魔理沙が魔術云々で論争していたなと思い出す。論争とはいうが、途中からはほぼ彼の独壇場だったらしいけど。 とはいえ魔理沙とて本気で彼のことを嫌っているわけではないだろう。霖之助はそう考えながら彼の荷物がここにあるいきさつを話した。 「彼が最近幻想郷にやってきたことは知ってるだろう?人里での住居が用意できるまでここに泊めていたんだ」 「あー、そういやまだここに来てからあんま時間経ってなかったんだな。あまりに濃すぎて全然そんな気がしなかったぜ」 先ほどとはうってかわったしたり顔で魔理沙はうんうんと頷く。自分はあまり外を出歩かないから噂には疎いが、この様子を見る限り彼はそれなりには幻想郷の住人と交流を持っているようだ。 「うん?それなりどころの話じゃないぜ香霖」 霖之助の呟きが聞こえたのか、魔理沙は勝手に戸棚から茶菓子を取り出しながら語り始めた。いつもながらなんとも自分勝手な奴だ。 「あいつ、幻想郷の主だった連中とは軒並み親交があるんだぜ?人里で慧音と仲良く話してたと思ったら次の日には永遠亭に行ってるわ。紅魔館や守矢神社の連中とも仲がいいっぽいな」 これは驚いた。お世辞にも社交的とは言えない彼がこの短期間でそこまで交友範囲を広げていたとは思わなかった。守矢神社に関してはあの場に巫女がいたからその繋がりなのだろうが。 「他にも最近やってきた神様連中とも親しげだしさ、無愛想な癖になんでか好かれてるんだよな。ありゃたらしだなたらし。全く色男の面目躍如というか……」 「……俺はいつの間にそんな面目を躍如したんだ?霧雨」 ふと気が付くと、魔理沙の後ろにはいつの間にか件の彼が立っていた。 相も変わらぬ黒尽くしの服装で、無表情ながらも鋭い目つきで魔理沙を見下ろしている。魔理沙も僕と同じように直前まで気づかなかったからか、振り向きつつも絶句しているようだ。 「……よ、よう恭一、いつの間に……?」 「先ほどからずっとだ」 ごまかし笑いの入った魔理沙の挨拶に、彼―――空目恭一は抑揚に乏しい声で答える。 「そ、そうか……気づかなかったぜ……」 空目は冷たい、というより無感動な目で魔理沙を見下ろしている。冷や汗ものだ、あの図々しくも恐れ知らずな魔理沙が若干硬直しているというのだからその威圧感は相当なものなのだろう。 無論、それは意図してやっているのではないのだろうが、と、そこまで考えたところで魔理沙からの「気づいてたなら教えろよ」という視線に気づく。僕だって言われるまで気づかなかったんだから仕方ないだろう。 だがここで助け舟を出すのも吝かではない。霖之助は咳払いをひとつして空目に問いかける。 「昨日、住む場所は決まったと言っていたね。荷物は纏めてあるけど、もう出るのかい?」 「ああ、そのつもりだ」 世話になった。そう言いつつ荷物に手をかけようとする空目の横で、今更硬直から解放された魔理沙がはたと気づいたように問いかける。 「そ、そういやお前ってどこに住むんだ?やっぱ人里で慧音の世話にでもなるのか?」 「半分はその通りだ。彼女の紹介で貸し本屋の手伝いをすることになった」 「貸し本屋?ああ小鈴んとこか。だったら珍しい蔵書とかあったら貸してくれよ。知り合いのよしみでさ」 先ほどとはうってかわって随分と積極的に絡んでいくものだ。逞しいと言うべきか、商人としては商魂かくあるべしと見習うべきか。そんなことを一瞬だけ考えてすぐに切って捨てる。 「それじゃあまた。君と過ごした時間は決して長くはなかったけど中々有意義だったよ。困ったことがあったらいつでも声をかけてくれ」 「こちらこそ世話になった。いつか礼は返す」 それじゃお礼参りだろ、とか、私と随分対応が違うなとかぼやく魔理沙を背に、彼はそのまま店を後にした。それを眺めたあと、霖之助は塩漬けの桜を浮かべた茶を用意して静かに啜った。 「相変わらず愛想の欠片もない奴だったな。というかそんなお洒落なお茶があるなら私にも分けてくれよ香霖」 「相変わらずというなら君だって同じだよ魔理沙」 「よう!誰かと思えば恭一じゃねーか!」 「こんにちは、恭一さん!」 人里へと向かう道中、少ない手荷物を持ちながら歩いているところに出くわしたのはカズマと早苗の二人だった。 人里に買出しにでも行っていたのか、その両手には大量の袋が抱えられている。もっとも、その大部分はカズマが担いでいるのだが。 緑色の髪を揺らし朗らかに挨拶する早苗と荷物の重さに震えながらもそれをおくびにも出さないカズマの二人に、空目は表情を変えないまま目線だけで答える。 「そんで、ここで何してるんだ?」 「引越しだ。今から人里に向かう」 「あー、そういえばそんなこと言ってましたね」 何かを想うようにしみじみと頷く早苗に、カズマが何を大げさなと相槌を打つのを見ながら、空目はふと頭上の木々を見やった。 桜、満開のそれらは色濃く息づき、舞う花弁は春風を可憐に演出している。 自分がここに来たことにはまだ蕾すらまばらだったか。 らしくもないことを感慨もなく思考しながら、空目はあの時のことを思い出す。 一月前、気づいた時には"そこ"に立っていた。 理由も経緯も分からない。無名の庵での決戦、自分と十神の間を引き裂いた亀裂。最後の言葉。その全ては記憶にあるものの、意識が断絶して目覚めるまでの一切が空目には分からなかった。 だから空目はそこから歩いた。歩いて、歩いて、歩き続けた。余人以下の体力しか持たない彼にしてみれば驚異的な持続力で歩き続け、気づけば人里に行き着いていた。 後にここは幻想郷で、自分がいた場所は無縁塚であることを知る。 「あの時はホントにびっくりしましたよ」 早苗の言葉で意識が現実に引き戻される。 「ああ、あの時は確かに驚いたぜ。まさかアンタが生きててくれるなんてな」 カズマのその言葉も無理はないだろう。 空目も、ヤンも、霖之助も。あの作戦を考えた者は全員空目の生存を最初から絶望視していた。正直なところ、生き残れたという事実は空目本人にとっても予想外の出来事なのだ。 空目は無名の庵から帰らず、十神によってもたらされた空目死亡の報と共にそれは真実味を帯びたものとなったらしい。それ故にこの幻想郷で再会した際の彼らの驚きようは凄かったと言える。 「あれは俺も想定外のことだった。藤井の流出の影響か、俺は"ここ"に放逐されることで存在を容認されたらしい。僥倖なことだ」 「ああ、あいつの力が守ってくれたってことでいいんだよな?」 だからこそ今度は命を粗末にすんなよ、とサムズアップするカズマを尻目に、空目は思い出す。 十神との最後の会話。 "お前をみすみす死なせたくない。いや、たとえ死ななくともお前に人の幸せは訪れるのか。お前の選択は本当に正しいのか" 正しかったかどうかは分からないし、そもそも完全に正しい選択など無いに等しいと、空目は思う。 少なくとも、命が失われることはなかったというわけだ。ならばそれでいい。 「それで、お前達は買出しの帰りか」 「はい、実は明日うちで宴会をすることになりまして」 そう言う早苗の顔は喜色に溢れている。対してカズマは重労働を課せられるからかゲッソリとした表情だ。 「うちの神さん主催でな。覇吐さんたちも呼ぶことになってるんだ。実は後でアンタのことも呼びに行こうと思ってたんだよ」 坂上覇吐と、久雅竜肝。共に空目や早苗・カズマと共にあの殺し合いを生き抜いた者たちだ。 彼らもまた幻想の存在故に、また幻想郷の守護者である八雲紫を手にかけた責任を取るために、同じくその身を神格とした仲間と共にこの幻想郷へと移住したのだという。 それが今から半月ほど前の話だ。彼らも空目の顔を見るや目を丸くしていたことは言うまでも無い。 「そんで今から諏訪子さんと神奈子さんの手伝いという名の雑用押し付けを片付けるわけだ……というわけでよければ明日の正午に来てくれよー……」 そう言うとカズマは、会った直後の溌剌さを微塵も感じさせない消沈した声で別れを告げた。そんなカズマの背中をバンバンと叩きながら「さようならー!」と手を振る早苗を尻目に、空目は人里に向かう足を再開させたのだった。 さわさわと、桜の花が揺れていた。 あの後、人里にて転居の手続きと挨拶を終えた空目は荷物を置くと里のはずれまで来ていた。 人嫌いでも他人を苦手にしているわけでもないが、それでも群集の只中にいることが得意なわけではないから、人のいない場所というのは空目にとってはお誂え向きだった。そも、本来なら混沌という概念と化している空目の存在は常人には害悪にも等しいことを自覚しているのであまり力持たぬ他者と関わり合いになろうとも思っていなかった。 それでもいつまでも霖之助のところに厄介になるのは筋が通らないし、かの人獣が人里に張った結界により影響が最小限に食い止められるということから人里への転居を許諾したという経緯があったりする。 ともかく…… 心地よい春風が肌をなでるのを感じながら、空目は並木道を歩いていた。 幻想郷に来て分かったことが一つある。ここは、全てを受け入れる。 人も、妖物も、概念も、何もかも。それが悪しきものであっても害悪を撒き散らすものであってもお構いなしだ。 だからこそ空目はここにいることができる。 しかし、ここは自分の知る異界とはまるで違う。自分の知る異界は人の想像の及ばぬ世界だ。だがここは人の生活の痕跡が色濃く残っている。 ならば自分の知る異界はどうなったのだろうか。全ては現実世界から閉ざされ、二度と干渉されないと、そういうことなのだろうか。 あの臙脂色の服を着た少女は――― ふと、匂いを感じた。 強烈な既視感が頭に湧き上がる。風に乗って流れてきたその匂いは、"枯れ草に少しの鉄錆を混ぜたような"もの。 酷く場違いなそれは、空目の記憶の中に確かに残っている。 人里への移動で溜まった疲労など忘却の彼方に置き去り、空目はその黒尽くめの痩躯を風上に向けた。 香りを追う。樹木の多い一角を抜ける。 目の前に開けた土地が広がる。 そこに…… その少女は立っていた。 ―――郷よ、郷よ、夢の、郷よ、旅の娘が帰ります 雲とおく、肌近き地より、夢の娘が帰ります 亡き郷に還る輩のため 郷覆う関に黒の鍵 亡き郷に在る父のため 郷具う門に赤の鍵 黒の鍵は、高き壁に 赤の鍵は、深き垣に 還る者は、黒の鍵を 行く者は、赤の鍵を 郷よ、郷よ、山の、郷よ、旅の娘が帰ります 雲とおく、肌近き地より、夢の娘が帰ります――― 凛、と澄んだ声。 纏う花弁を乗せた風。 儚げで色彩の欠いた、現実とは思えない光景がそこに広がっていた。 そこにいたのは、臙脂色の服を着た少女。 「……ああ」 かの地での誓いも、旧友達との記憶も、凄惨な殺し合いを生き抜いた証左も、全ては異界に消えてなくなる。 今この時になって空目は理解する。十神が危惧したのはそれであると。 人も、記憶も、想いさえも。全てを受け入れ包み込む異界。全ての異なるものを受け入れ、同時に一部とする混沌。 それに呑まれてなお、空目は空目として在れるのか。 "お前をみすみす死なせたくない。いや、たとえ死ななくともお前に人の幸せは訪れるのか。お前の選択は本当に正しいのか" その心配は杞憂だとも。お前の危惧を踏み越えたというなら、これで俺達は1勝1敗になる。 だから十神、もう心配することはない。俺の選択は――― 「正しかったと、証明された。証拠がここに在るわけだ……なあ?」 「―――はい」 視界が滲む。涙が、とめどなく溢れてくる。 少女はそこに立ち尽くし、ぽろぽろ、ぽろぽろと、とめどなく涙を流した。 春の香りが風と共に吹き込む。 その風には微かに、ほんの微かに―――枯れ草の香りが混じっていた。 ―――その後、幻想郷ではある噂が流れた。 奇妙な本を書く男女の噂だ。 それは奇妙な殺し合いの中で生き足掻く者たちの物語。決して趣味がいいとは言えないそれが、しかし幻想郷の者達の間で流行した。 幻想郷の守護者八雲紫や、人狼。その他大勢の人間や人ならざる者たちが様々な想いを胸に秘めながら必死に抗う物語が話題になったのだ。 鈴奈庵という貸し本屋でのみ売られるこの本は、しかしその話題性とは裏腹に作者の人物像が一切表に出てこないのだという。 しかし、それらしき人物を見たという声もある。時々人里で目撃される、最近幻想郷にやってきた若い男女がそれだ。 その正体について知っていそうな道具屋の店主や守矢の巫女にいくらか質問が寄せられたが、彼らは笑いながらも口を噤んだ。 男のほうは黒い服、女のほうは赤い服を着ていたという。 【混沌ロワ 空目恭一 完】
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身の回りの画像をしょうかいします。 プラモ プラモをつくりました。 画像
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嫉妬心の強まった映姫は、今回ファイトで香霖堂に行くと、店主が値段交渉に応じない事を知った。 これでは今回ファイトが成立しない。 映姫はこの問題に立ち向かうべく、10時間と万の恨み言をぶつけて説得?を続けた。 その結果ついに、香霖堂店主の森近霖之助に、5%の値引きをさせる事に成功した! 一方魔理沙は持ち逃げをした。 香霖「今回のファイトだが、魔理沙の持ち逃げはいつもの事、つまり魔理沙相手の定価は『ゼロ』だ。 だから持ち逃げで支払いが無くても、それは値引きには当たらない。 5%とはいえ僕に値引きを飲ませた閻魔の勝ちだね」 魔理沙「仕方ない、また次回改めて出直すとするか。霧雨魔理沙はクールに去るぜ」 映姫「妬ましい……持ち逃げを黙認されている白黒魔女が妬ましい……」 香霖「いいから他所でやってくれ、一日それじゃ流石に気が滅入る」
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(ぱりゅりー・のーれっじ) 「要塞の完成までまだ数ヶ月かかるから あわてる必要はないわ。」 キャラクター概要 レミリア・スカーレットの親友として紅魔館(おもに館内図書館)に住んでいる魔法使い(魔女)の少女。アリスとは違い、生まれついての魔法使いである。 約100年のこれまでの人生の大半を本を読んで過ごしているとされる本の虫。ぜんそく持ちで身体能力は人間と比較しても脆い。 主に使う魔法は五行(火水木金土)と日月の属性魔法。相手の弱点を突く魔法使いらしい戦い方をし、レミリアに対して「不意打ちでなければ私には勝てないだろう」と言うほど。 紅魔館の知恵袋として、レミリアのわがままや思いつきのために頭を使ったりもする。 本作では紅魔館の魔法図書館を要塞化するための兵器パチュリーロボの製作を森近 霖之助と共同で行っている。 また、本作でのパチュリーロボの操縦も彼女が担当している。
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作品一覧 作品一覧(プチ) 作品一覧 タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 てんれい 67 5kb 天子 霊夢 せぷてっと 67 18kb レミリア オリキャラ てんゆか 68 15kb 天子 霊夢 紫 「てんれい」の続編 れみめい 69 9kb レミリア 美鈴 まりぱちゅ 71 9kb 魔理沙 パチュリー さなあり 72 14kb 早苗 アリス えいかぐ 72 15kb 映姫 輝夜 鈴仙 おりんりん 75 10kb 燐 霖之助 もこまち 77 8kb 妹紅 小町 ふらめい 80 18kb フランドール 美鈴 「れみめい」の続編 めいさく 82 10kb 美鈴 咲夜 いちりん 88 11kb 一輪 命蓮 なずしょう 90 7kb ナズーリン 星 こがれん 93 9kb 小傘 白蓮 一輪 かぜはふり 95 49kb 早苗 すかーれっと 104 作品一覧(プチ) タイトル 作品集 サイズ ジャンル 主要キャラクター 備考 博麗神社で夏祭り! プチ49 岩山更夜氏、地球人撲滅組合氏、ほたるゆき氏との合作
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このページは? 将棋に関係のありそうな画像集です 将棋スレに貼られていたものとかを転載 画像のタイトルと説明は適当に。 画像集 対局風景 一般的なプロの対局の様子です。 加藤一二三九段 加藤一二三九段です。 三月のライオン 安西先生 麻雀大会 将棋大会ではないらしいです 振り飛車 振り飛車党です。 同歩 ものすごい様子で同歩です。 秘儀 将棋指し フルボッコ フルボッコです。打ち歩詰めで反則・・・と思いきや、 その前にだいぶ王手放置で反則してるので(ry